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2013年5月19日第286回 小杉整形外科・リハビリ科・小杉祐一先生
2013年5月12日第285回 湖崎眼科梅田分院・湖崎克(まさる)先生(2)
2013年5月5日第284回 湖崎眼科梅田分院・湖崎克(まさる)先生
2013年4月28日第283回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん(4)
2013年4月21日第282回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん(3)
2013年4月14日第281回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん(2)
2013年4月7日第280回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん
2013年3月31日第279回 建築家 安藤忠雄さん(4)
2013年3月24日第278回 建築家 安藤忠雄さん(3)
2013年3月17日第277回 建築家 安藤忠雄さん(2)
2013年3月10日第276回 建築家 安藤忠雄さん
2013年3月3日第275回 東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さん(3)
2013年2月24日第274回 東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さん(2)
2013年2月17日第273回 東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さん
2013年2月10日第272回 今西土地建物株式会社 代表取締役会長 今西恭晟さん(3)
2013年2月3日第271回 今西土地建物株式会社 代表取締役会長 今西恭晟さん(2)
2013年1月27日第270回 今西土地建物株式会社 代表取締役会長 今西恭晟さん
2013年1月20日第269回 ワコールホールディングス 代表取締役社長 塚本能交さん(3)
2013年1月13日第268回 ワコールホールディングス 代表取締役社長 塚本能交さん(2)
2013年1月6日第267回 株式会社ワコールホールディングス 代表取締役社長 塚本能交さん
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第286回 小杉整形外科・リハビリ科・小杉祐一先生 2013年5月19日
今回のゲストは、大阪市北区・梅田の大阪駅17階、大阪ステーションシティ総合クリニック内にある小杉整形外科・リハビリ科の小杉祐一先生です。

【整形外科を選んだ理由】
整形外科は大工仕事のようなところがあり、モノを作ったりするのが好きだったことに加え、大学のスキー部で怪我した時にお世話になったことや、父の影響があり整形外科を選びました。

【整形外科とは】
整形外科は骨、腰、それを取り囲む筋肉などの運動器官を診断しています。
形成外科は見た目を治療する目的の分野で、皮膚科の先生などがやっていることが多いです。美容整形もその一部です。整骨院・接骨医は国家資格である柔道整復師が主にやっているものです。

【四十肩・五十肩とは】
腕を上げ下げする肩の腱板の老化現象です。これは40歳・50歳以上の人が多くみられるものです。
なるべく早く動かし、硬い肩を作らないことが重要です。基本は温めた方がいいです。

【むち打ち】
車の追突などでよく起きる、簡単に言うと首の捻挫です。ある程度の期間、安静にしたあとでしっかり動かすことが重要です。そうしないと変な痛みが残ることがあります。

番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。
宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
<メールの方> sae@mbs1179.com

第285回 湖崎眼科梅田分院・湖崎克(まさる)先生(2) 2013年5月12日
先週に引き続きゲストは、大阪市北区・梅田の大阪駅17階、大阪ステーションシティ総合クリニック内にある湖崎眼科梅田分院・湖崎克(まさる)先生です。

【安易な素人判断は禁物】
最初は軽い症状であっても、感染症であったり、アレルギーであったり、さらに複雑な病気かも分からないので、眼科医を受診することをお勧めします。

【老眼鏡はかけましょう】
老眼を認めたくなくて、老眼鏡をかけるのを躊躇する人がいます。しかし、身体の不自由なことを道具でカバーできるなら、それを使うべきではないですか?と説明してかけるように勧めています。眼鏡をかければ見えるようになるのだから、かければいいんです。

【白内障と緑内障】
白内障は加齢とともに出てくるものですが、今は簡単に手術で治療できます。日帰りできるほどです。
しかし、緑内障は自覚があまりなくて、病気が進行してから気づくことが多いです。緑内障は治療しても完治はしません。ダメージの進行を遅らせるのと寿命との根競べになります。定期的に眼圧などを測っておくことをお勧めします。

【かかりつけの眼科医を持つこと】
何か悪くならない限り眼科にはなかなか行きませんが、加齢がすすむごとに主治医を作る事をお勧めします。ひとまず人間ドックでも視力や眼圧、眼底の写真などを撮るので、定期的に受診する事をお勧めします。

【眼鏡の選び方】
眼鏡店でも視力を測ってくれますが、眼科で視力を測って下さい。目の状態によっては専門的な知識が必要であったり、特殊な薬を使って計測するケースなどがあります。また、どんな病気が隠れているかもしれませんので、眼科医で目の病気を見つけてもらうきっかけにもなりますので、眼科医が書いた処方箋を持って眼鏡店に行って下さい。

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第284回 湖崎眼科梅田分院・湖崎克(まさる)先生 2013年5月5日
今回のゲストは、大阪市北区・梅田の大阪駅17階、大阪ステーションシティ総合クリニック内にある湖崎眼科梅田分院・湖崎克(まさる)先生です。

【子どもの頃〜医者になるまで】
お爺さんの代から眼科医をしていたこともあり、自分も眼科医になるものだと思っていました。
大阪医科大学を卒業し、そこで働いていました。昭和40年に日本で最初の子どもの病院・大阪市立小児保健センターができ、そこの眼科長に就任しました。日本で小児眼科というものが初めてできた記念すべき年です。

【子どもの視力】
子どもは背格好が小さいからと言って、大人の小型と考えてはいけません。
視力に関しても、赤ちゃんは目の前で手を動かすのがようやく分かるくらい弱い視力しかなく、そこから目を使う学習と知的な学習が加わって、満5・6歳で大人並みの視力になります。
それまでに視力をどうコントロールするかが重要です。
昭和38年〜40年にかけて、大阪市立の幼稚園(約60校)に子どもの視力検査をしました。視力の測り方は、客観的な観察による他覚検査に加え、ランドルト環というものを使った検査方法を発明し、三歳児健診に視力検査を入れることができました。
3歳児検診で何か悪いところを見つけることができれば、多くの子どもを治すことができると思います。

【子どもの視力、注意深く見ていますか?】
子どもがテレビを前の方で見て、どちらかの目を覆うと嫌がったり、目つきが悪いと感じたら視力に問題があるかもしれません。ゲームやテレビ、携帯電話を見過ぎるのも目にはあまり良くありません。
コンタクトレンズは目に貼りつくので、目の呼吸などの活動が遮られるので、できるだけ付ける時間を短くするとか酸素の通りの良いものにしてください。

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第283回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん(4) 2013年4月28日
四週に渡ったチベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさんの最後の回です。
バイマーヤンジンさんは、コンサートなど音楽活動以外にも、ユーモアたっぷりの語り口で、日本とチベットの文化の違い、家族のあり方などを論じる講演で多くの人に感動と共感を与えています。

【ご主人との出会いと結婚までの話】
主人は四川大学で中国語の勉強をしていました。私の卒業コンサートの時に「チベットは素晴らしい所ですね」と中国語でしゃべりかけられたのが出会いです。
最初は「変な中国語だな?どこかの少数民族かな?」と思っていましたが、日本人と聞いてビックリしました。主人は日本にいるときに河口慧海さんの「チベット旅行記」という本を読んで、チベットに憧れを抱いていたそうです。そして、チベット人である私の卒業コンサートがあると聞いて見に来たそうです。
日本はドラマ「おしん」のイメージがあって、怖いところだと思っていました。主人は私を信じてついて来なさいと言ってくれました。しかしそこに行くまでは家族の反対などがあり、結婚までに6年かかりました。

【初めてきた時の日本の印象と日本での生活で驚いたこと】
伊丹空港に着いた時の感想は、まるで夢の世界という印象でした。
主人の家で生活を始めましたが、ボタンを1つでご飯が炊けたり、お風呂が沸いたり、何でもできる生活にビックリしました。言葉は家の中で覚えたので関西弁です。
また、父親が絶対的な権限を持つチベットとは違い、日本の母親はすごく輝いていました。自分で職業を持っていて、働いていました。最初、言葉は分かりませんでしたが、日本ではお母さんと仲良くした方が上手くいくなと直感的に感じました。

【日本の子どもたちに対して感じること、日本に必要なこと】
私からすると日本はとてもキレイで、思想・発言が自由な天国のような所です。しかし、若者の多くは恵まれているこの環境に気づいていません。「幸せ」とは「気づくこと」だと思います。気づくことでありがたいさを感じ、この環境を大切にしようと思う。それが生まれた時から全て揃っているとなかなか気づきません。私は日本の子どもたちをチベットに連れて行く活動を通じて、若者に日本の豊かさ・幸せを感じて欲しいと思っています。また、そうすることで自分もチベット民族の足りない部分と良い部分に気づかされます。

【学校の設立】
今までに10個の学校を作り、3000人くらいの子どもが勉強しています。日本に来るときは、主人と自分の家庭の幸せだけを求めてきましたが、色んな出会いや話を聞く中で「教育によって自分の人生も変わりましたが、教育によって民族も国も変わることができる」と思うようになり、今のような活動に発展していきました。

バイマーヤンジンさんの活動については、ホームページで確認下さい。
http://yangjin.jp/

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第282回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん(3) 2013年4月21日
ゲストは三週に渡り、チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさんです。
バイマーヤンジンさんは、チベットの音楽、文化、習慣など紹介しつながら全国でコンサート活動をしつつ、日本とチベットの子供たちの交流活動なども積極的に行なっています。

【勉強することの大切さを知った母親のエピソード】
母親が病気で入院した時に、どちらが女性のトイレなのか文字が分からず恥ずかしい思いをしたことや、薬が出されても処方箋が読めないので、薬をかじって判断していることを知って、読み書きできることの大切さを感じました。母は自分の子供に同じ経験をさせたくないと思って、学校に行かせてくれました。

【寝る間も惜しんで勉強した高校生活と親、兄への感謝の気持ち】
小学校は姉の後ろについていきました。中学校も姉が努力して、学校で表彰されたほどでした。
私は中学校を卒業し、運が良かったのか先生の推薦もあり高校に行くことになりました。家から300キロ離れた高校でしたが、あまり勉強もしていなかったので、とても運がよかったと思います。
学費は家庭が裕福ではなかったので、兄さんが働いて学費を出してくれました。
そのことを知って、勉強に対する意識が変わりました。大学に入ると、お兄さんや両親がもっと喜んでくれると思って必死に勉強しました。16人一部屋で寝泊まりしての生活でしたが、寝る間も惜しんで勉強しました。
例えば、学校が終わってもすぐには寮に戻らず、山の奥で勉強したり、消灯してもトイレの豆電球で勉強するほどでした。後になって日本の学校に行き、二宮金次郎の像を見て、自分の昔の姿を思い出しました。
たまたま勉強の合間に歌った歌声を先生が聞いていて、音楽大学を受けることを勧められました。
チベット民族として初めて中国国立四川音楽大学へ入学しました。
教師を目指していた私にとって、音楽は大学で勉強する学問なのか最初は疑問に感じましたが、オペラのビデオを見せてもらって考え方が変わりました。大地が動いているような気がしました。

【大学に入って感じた差別や偏見と、努力することの大切さ】
チベット遊牧民で四川音楽大学に入ったのは私1人で、周りは漢民族ばかりだったので正直辛かったことが多かったです。いじめや民族差別がありました。周りは裕福な家庭の人が多く、チベット人は野蛮だとか、ピアノに触らないでと言われたこともありました。
最初は辞めたいと思うくらい、悔しい思いをしました。
しかし、学費を出してもらっている兄や親の期待に応えなければならないと思って頑張って勉強しました。
いじめている人たちに勝てるのは勉強だけだ、勉強だけは負けたくないと必死でした。最終的にはトップの成績を取ることができました。
そのおかげもあり、そのまま大学の講師になることができました。講師になれたのも少数民族としては初めてでした。
その時、苦労することも人生のプラスになると実感しまいた。
また、自分の頑張る姿を学校の先生が見てくれていたこともすごくうれしかったです。前向きに頑張ることの大切さを感じました。

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第281回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん(2) 2013年4月14日
先週に引き続きゲストは、チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさんです。バイマーヤンジンさんは、コンサートや講演会の収益を生かして、故郷に学校を建設するなど、チベットの子どもたちの教育普及活動に励んでおられます。

【チベットの都会と田舎の差】
まず服装が違います。遊牧民は外にいることが多いので毛皮を着ていて、紫外線対策もあり、髪の毛を伸ばしています。最近、都会には洋服が入ってきています。また都会にはインフラ設備(電気・ガス・電話)も少しずつ整ってきていて、都会と田舎の差は激しいです。

【チベットの食糧事情】
主食は大麦。野菜はジャガイモ、キャベツ、大根などが取れますが、日本のものとは全然違います。遊牧民は肉料理や乳製品が中心の食生活です。

【幼少期の家庭環境、生活状況】
私は11人兄弟の9番目の子どもです。子どもの頃はおもちゃで遊ぶことはなく、泥遊びや草原や川で遊んでいました。お手伝いで牛が遠くに行かないように見張りなんかもよくしました。
兄弟で遊ぶ機会が多く、遊牧生活では友達はなかなか作れません。
父親の権限が強くて、結婚も親同士が決めます。親に反対はしません。

【小学校の思い出話】
兄たちが遊牧生活をし、下の子どもたちは定住生活をして公立の学校に通いました。5年制の小学校で一クラスは40人くらいでした。
学費は親がチーズ・バターを売ったりして作ったお金で行くことができました。今は義務教育ですが、昔は違いました。親の世代は教育に対する熱はさほど高くありません。親の世代は字が読めない人が多く、子どもたちの生年月日などもはっきり言えず、なんとなく覚えている事が多いです。

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第280回 チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん 2013年4月7日
今週のゲストは、チベット出身の声楽家・バイマーヤンジンさん。
チベットで生まれ育ち、日本にやってきたバイマーヤンジンさんは、日本全国でコンサートや講演活動を行い、その収益の一部をチベットの学校建設や奨学金制度の創設など、教育活動・普及に尽力されています。

【生まれ故郷・チベットについて】
名前の意味はチベット語で「蓮の花にのっている音楽の神様」。チベットではポピュラーな名前です。
モンゴル、ブータン、ネパールなどの国とよく勘違いされます。
チベットと一言で言ってもチベット自治区だけではなく中国の四川省・青海省・甘粛省・雲南省にもまたがる地域のことで、日本の6倍ほどの面積があります。平均の標高が4200mくらいで、1日の中に四季があるといわれるくらい気温の差が激しいです。

【育ってきた環境について】
家族は先祖代々遊牧民でテント生活を送ってきました。ヤクという動物を飼って、エサとなる草を求めて草原を回っていました。
遊牧民の生活には縄張りがあって、それを束ねているリーダーがいます。自然の中で暮らしているので大変な時は助け合う文化があります。一度、車に乗っている時にタイヤが泥沼にはまって抜け出せなくなりました。その時に大声を出すと、どこからともなく人が集まってくれて助けられたことがありました。両親からも「お祝いごとに行かなくても大丈夫だが、大変な時には必ず助けに行きなさい」と言われて育ちました。

番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。
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第279回 建築家 安藤忠雄さん(4) 2013年3月31日
4週に渡った安藤忠雄さんも、今回がいよいよ最後の週です。
安藤さんには、大阪のこれからや震災復興についてお話を伺いました。

【直島から瀬戸内海の島々に拡大する芸術】
今回のプロジェクトは上手くいったが、多くの場合プロジェクトを立ち上げても上手くいかない方が多い。しかし、上手くいなかいと思った時の方が、できあがったものは面白くなることが多い。
このプロジェクトは最初から利益を考えていたら生まれていなかっただろうし、成功していなかったと思う。

【大阪の活性化にはどこから始まるのか】
大阪の活性化の場合、水や川を考えるといいと思う。
中之島を中心としたエリアの開発をすると、もっと人が街に出てくるかもしれない。

【東日本大震災の復興に関して】
エリアが大きすぎることで収拾がつきにくい。そして政権・リーダーが交代している。経済状況が悪い。それに加えて人が東北から離れているなど悪条件が揃って前に進まない状況。
しかし、東北の復興なくして、日本の復興はないと思っている。
そのためには2020年のオリンピックが日本で開催されることになれば、東北の名前を入れて、日本人が忘れてはいけない目標の一つにするなどの方策が必要。
もっと1人1人の国民が東北の人に何ができるかどうか考えないといけない。
周囲から攻撃を受けても進んでいくような行動力のあるリーダーが出てきてほしいがなかなか難しい。今は日本の戦後民主主義が試されている。

【自分の原点をもつ大切さ】
仕事でもなんでも覚悟することが必要。覚悟を決めることで、自分なりの根の張り方を考える。そうなると人は伸びる。そこが人の原点になっていく。見守る側も最後の最後に手を差し伸べるくらいにしないといけない。自分で判断しないと面白くない。それが感動につながる。感動することで人生が楽しくなる。

第278回 建築家 安藤忠雄さん(3) 2013年3月24日
先週に引き続きゲストは、世界的に有名な建築家の安藤忠雄さんです。瀬戸内海に浮かぶ直島をはじめ、様々な地域活性化プロジェクトに参加している安藤さんには、地域活性化事業にまつわる様々なお話をお伺いします。

【直島プロジェクトのきっかけ】
ベネッセの福武總一郎氏の発案から始まったプロジェクトで、最初は無理だと正直思いました。
しかし、今や直島は世界中から注目される島になり、年間何十万人という観光客が来る場所になりました。人の熱意・情熱というのはすごいなと実感しています。

【福武氏の地道な活動】
福武さんが父親からの思いを引き継いで、プロジェクトがスタートしました。最初は木を植えたり、海をきれいにするところから始まりました。そこから芸術家に声をかけるなど、活動を続けてこられました。結果的には自然の美しさと現代美術の共存など、この島にしかないものが沢山あることに気がつきました。そのために、外国の方もわざわざ何時間もかけてここに来ます。
この島に来る人は現代美術を見ながら「自分」を発見し、生まれ変わることができると感じるそうです。この島を発表の場所にしたいという芸術家も増えました。島の人も商売を始める人が増えるなど活性化しています。

【日本人の技術力】
海外の芸術家が直島の海苔の養殖いかだを芸術と間違うことがありましたが、日本の棚田や民家の風景などは世界一の美しさだと思います。これは自然とともに生きてきた民族ならではの力です。
それは現代にも引き継がれ日本の建築・土木技術は世界一だと思います。

第277回 建築家 安藤忠雄さん(2) 2013年3月17日
先週に引き続きゲストは、世界的に有名な建築家の安藤忠雄さんです。
安藤さんには「再び強い日本を取り戻す為には何が必要なのか?」というテーマで様々なお話を伺いしました。

【教育の現場に今何が足りないのか?】
教育の現場でも成果ばかりが問われている時代。
昔は愛情重視で、今は成績重視の傾向が強く、非常にバランスが悪くなっている。

【失敗することを許さない今の日本の社会について】
今の日本はゆとりがない社会。昔はそれぞれの生活に応じた、それぞれの豊かさがあった。例え受験に失敗しても再び挑戦できる仕組み作りをしなくてはいけない。そのためには『やらされている』より『やっている』と感じられるような、自分で考え動く社会を作ることが重要。

【バランスが悪い日本の教育体制】
成績の良い人だけが上にたつ社会になっている。勉強ができる、運動ができる、絵が上手いなどそれぞれの良さが尊重されておらず、子どもの頃からバランス感覚が磨かれない。
江戸時代の教育を調べてみると、それぞれの藩校・私塾で別々のことを教えていた。今は同じ内容で同じ試験を行っている。それでは独自性を持つ人間が生まれない。同じような間違いをする人間が多くなる。
リタイアした教育者がボランティアで学校に行って、色んな価値観を教えるなど、それぞれの地域に応じた自由で独創的な教育が必要。

【大阪を元気にするためにどんなことをするべきなのか?】
昔から大阪は新しいものに挑戦してきた土地。
大阪の街全体を自分のものだと思って、公園に出かけたり、御堂筋を自分の道だと思いながらゴミ拾いをするなど、街に出て欲しい。そのために面白い取り組みを作らないといけない。コンピューターの交流ではなく、人と人との心の交流をしなくてはいけない。

【プレゼント】
3月20日〜4月21日まで瀬戸内海の島々で行われる「瀬戸内国際芸術祭2013」の春シーズンパスポートを5組10人にプレゼントします。
ご希望の方は・・・
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まで、お送りください。
番組へのご意見・ご感想もお待ちしております。

第276回 建築家 安藤忠雄さん 2013年3月10日
今週のゲストは、世界的に有名な建築家の安藤忠雄さんです。
今年で72歳になる安藤さんは、独学で建築学を学び、世界を旅し自分の目で有名な建築を吸収し、また自ら顧客を探し、自分が目指す建築を残してきました。
20代の頃からパワフルにハングリー精神溢れる活動を続けてきた安藤さんには、今回、日本の若者についてお話をお伺いしました。

【若者を中心に日本人に元気がなくなった・・・その理由は?】
一流大学から一流企業に行くという形を作り過ぎて、自分の力で生きていくトレーニングをしてこなかった。今はもう自分で考えて生きる時代になっている。また、何をするにも自分の原点を持たないといけない。自分の場合は奈良の東大寺。東大寺に行くと、建築家を志した時の気持ちが今でも蘇ってくる。

【日本に元気や活気を取り戻すためには何が必要か?】
今の子供たちは喜びのない社会の中で育っている。お金さえあれば豊かだと勘違いしてきた。親がもっと勇気を持って、勇気のある子供を作らないといけない。自分の作品でも振り返ってみるとよくこれを作ったなと思うものがある。何歳になっても挑戦する勇気を持っているかが重要。

【日本と海外のエリート教育の差について】
ヨーロッパのエリート教育は勇気を教えている。日本は本当の意味でのエリート教育がない。社会に対してどう貢献し、戦い、引っ張っていく存在になるかを教えることが必要。経済だけが発展するのではダメだ。元気があり、想像力、命に対する愛情、家族にたいする愛情があればきっと成功する。

【プレゼント】
3月29日(金)夕方6時半から大阪国際会議場5Fメインホールで行われる安藤忠雄さんの「大阪を元気にする講演会」に抽選で10組20人を招待します。

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第275回 東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さん(3) 2013年3月3日
三週に渡りゲストは、東京大学大学院経済学研究科教授の伊藤元重さんです。

【農業の規制緩和とは?】
日本の農業は補助金の影響もあって、兼業・小規模農家が多い。
将来のことを考えると、一つ一つの農家がもっと大きな規模で自由に農業をした方がいい。そのためには競争力をもっと強化しなくてはいけない。これからの日本の社会の中で、土地を持っているが農業が続けられない人たちのために何か政策を実施しなくてはいけない。日本の農業(米、果実、畜産)はまだまだ伸びていくと思います。

【医療制度改革の必要性】
保健診療と自由診療の分野が分かれているために、最先端のロボットなど保険診療の外にあるものはなかなか
入ってこない。もっと新しい医療技術を取り入れるためには、旧来の配給型の医療のままではダメだと思います。

【TPP参加交渉について】
世界の潮流の中でTPPのような経済連携協定によって色んなルールが決まる時代になっている。日本の将来にとって重要なのは、安定的な資源をいかに確保するかという問題。その中でTPPのような経済連携協定は無視できない存在になっている。また、アジア・太平洋の平和安定にも重要な意味を持っている。

【安倍内閣の財政拡張政策について】
短期集中でデフレ脱却のためにやっている政策と、中長期で財政を健全化する政策の2タイプあり、現在、安倍政権が取り組んでいるのは5兆円〜10兆円の赤字を出して経済を刺激しデフレを脱却する
短期集中型の取組み。将来的には、中長期で財政を健全化するプランを出さなくてはいけない。その時には社会保障分野(医療・年金・介護)の財政をどのように考えるかが重要になってくる。

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第274回 東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さん(2) 2013年2月24日
先週に引き続きゲストは、東京大学大学院経済学研究科教授の伊藤元重さんです。

【メンバーを務める経済財政諮問会議の役割は?】
経済財政諮問会議とは、国家戦略として骨太な経済政策を推し進めていく際の司令塔のような役割。首相が中心となり、関連する閣僚をはじめ民間の力もうまく活用した求心力のある組織にしていかなくてはなりません。

【官僚の力をうまく使うにはどうすればいいのか?】
前政権の反省点や野党時代の経験をもとに、安倍政権は党の中から実力のある人材を多く登用しているので、官僚との意思疎通など関係性は築けていると思う。また、各省庁から実力のあるスタッフが政府のポストに就いているので、ここをどう使うかもポイントになってくる。

【アベノミクスが目指すデフレ脱却、金融緩和政策をする意味】
デフレは物価が下がって良いと思うが、実際は雇用不安・賃金の低下などの不安が広がっている。個人・企業はお金を使えず、景気が悪いけど預金が増えているような状態になっている。将来を豊かになるためには、未来に対して投資しなくてはいけない。政府はもちろん民間企業が投資して、賃金を増やして、モノを消費するような状況、雰囲気を作らなくてはいけない。それが実現できるまで、政府としては政策を継続しなくてはいけない。企業も未来に対して投資して欲しい。

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第273回 東京大学大学院経済学研究科教授 伊藤元重さん 2013年2月17日
今週のゲストは、東京大学大学院経済学研究科教授の伊藤元重さんです。伊東さんは安倍内閣の経済財政諮問会議のメンバーであり、国家プロジェクトの委員を数多く務めておられます。

【ブラスバンドやオーケストラに打ち込んだ青春時代】
静岡県静岡市で高校まで育ちました。クラブ活動としては中学高校とブラスバンド、大学ではオーケストラに励みました。造船技師だった父の影響で理系を目指していましたが、高校3年生の頃になって経済に興味をもちました。東京大学に入った後は最初、外交官に憧れ、2・3年生になって当時の先生の影響もあり本格的に経済の勉強をはじめ、専門家の道を目指すようになりました。

【アメリカ留学で感じた日本の教育環境との違い】
大学院へ進学してすぐに友人が留学したことに刺激を受けて、アメリカへ留学することにしました。
日本の当時の環境では自分のお金で留学することは難しく、奨学金を利用しました。成績が良くないと奨学金が受けられないので、朝から晩まで必死に勉強しました。大学のレベルはアメリカよりも日本の方が高いと感じましたが、大学院のレベルはアメリカの方が相当高かったです。

【教える立場から見た日本とアメリカの生徒の姿】
大学院で博士号をとったあと、ヒューストン大学では教鞭をとりました。教える立場からみると、アメリカの大学生は個人のレベルの差が激しく、教え方に工夫がいりました。逆に日本の大学生は均一に優秀であると感じました。この差は日本の知識型の教育方針とアメリカの自ら発言したり、考え方を引き出す教育方針の違いから来ていると思います。昔に比べると今の日本の学生は自ら発言できる能力が身についてきています。

【大学全入時代になり、変化しつつある大学の現場】
日本では博士号をとっても、そのまま教授になれる道は今はそれほどない。アメリカにように博士号をとった後に、専門家としてシンクタンクに就職するなど企業が受け入れる体制や仕組みを作らないといけない。

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第272回 今西土地建物株式会社 代表取締役会長 今西恭晟さん(3) 2013年2月10日
3週に渡りゲストは、ビルの開発・運営から不動産仲介事業、不動産関連のコンサルティングなどを手掛ける今西土地建物株式会社の代表取締役会長・今西恭晟さんです。

【現代の教育のあり方】
昔に比べて、リーダーを育てる教育機関がなくなった。戦前は旧制中学校・高校に入学し、帝国大学へというような明確で数限られた進路とそこに集中した素質を育む教育がなされていました。
戦後その体系がなくなり、教育もその部分に関してはほったらかしの状態になっていると感じています。

【趣味の世界】
子どもの頃からずっと剣道に打ち込んできした。たまたま居合道の竹之内流宗家の方と出会ったことから居合を始めて「7段」を持つまでになりました。
長く打ち込んできたものとしては、毎朝・晩の2回、頭から水をかぶることも日課でした。不動産さん経営が厳しい時に、知り合いの人から勧められて始めました。最初は100日の予定でしたが、それが1000日となり2000日と延長し、結局は3000日やり続けました。
今でもやっている日課としては早起きです。宮本武蔵の「五輪の書」の影響を受けて、毎朝4時頃には起きて、本を読むようにしています。そして朝7時には出社し、玄関と便所掃除をしています。

【プレゼント】
今西さんが執筆された本・「魂に響く108の言葉」を抽選で10名の方にプレゼントさせて頂きます。

宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
<メールの方> sae@mbs1179.com

番組へのご意見・ご感想をお待ちしております。

第271回 今西土地建物株式会社 代表取締役会長 今西恭晟さん(2) 2013年2月3日
先週に引き続きゲストは、ビルの開発・運営から不動産仲介事業、不動産関連のコンサルティングなどを手掛ける今西土地建物株式会社の代表取締役会長・今西恭晟さんです。

【不動産事業へ進んだきっかけ】
当時住んでいた部屋の家主さんから、新たなアパートを建てるので一緒に事業をしないか?と誘われたのがきっかけでした。保証金を高く取って、家賃を安くするように設定し人気になりました。
そこから駅の近くのアパートの一棟売りをスタートさせました。

【銀行の支店長から教えてもらった経営理論】
お客さんがお金を借りに銀行に行くのに、一緒に付いて行った時のこと。「自分が保証人になるから貸して下さい」というと、銀行の支店長から随分怒られました。その支店長からはこれから会社を経営していくのに「手形をきってはいけない」「個人的な金の貸し借りはしてはいけない」など5つの項目を守るように言われました。
その支店長さんからは商売の基本のほか、教養や人間性を高めることを教えてもらいました。会社創立10周年の式典の時に、その支店長さんから「10年経ってもその条件を守っている」と嬉しいお言葉を頂きました。

【不動産経営やビルの建設にあたりこだわっていること】
借家ビジネスから、ビルの建設に事業が拡大していきました。
出来る限り、良い場所に、一流の設計士で建物を建てることにこだわりました。そうすることで何かあって売却しなくてはいけないときもスムーズに行きます。

【阪神大震災で被災し得た経験】
兵庫県宅地建物取引業協会の会長時代に阪神大震災で被災しました。全国協会の会長と電話が通じたのが3〜4日目でした。支部を通じ全国から1億円義捐金を頂きました。また、自衛隊の方々からの協力を頂いて、情報の把握に努めました。

【プレゼント】
今西さんが執筆された本・「魂に響く108の言葉」を抽選で10名の方にプレゼントさせて頂きます。

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<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
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第270回 今西土地建物株式会社 代表取締役会長 今西恭晟さん 2013年1月27日
今日はビルの開発・運営から不動産仲介事業、不動産関連のコンサルティングなどを手掛ける今西土地建物株式会社の代表取締役会長・今西恭晟さんをゲストにお迎えします。

【戦前、中国の北京で過ごした幼少期の思い出話】
奈良県吉野郡で生まれてからすぐに、父親の仕事の関係で北京へ渡りました。当時の北京は、日本語も通用するし、日本の何ら変わらない生活を送っていました。冬は池がスケート場になっていて、楽しく滑っていたのを覚えています。

【終戦、そして日本へ引き揚げてきた時の体験談】
終戦は小学校5年生の時に、朝鮮の京城で迎えました。
引き揚げ船の上から日本を見た時の印象は「とても緑が美しい」ということです。中国や朝鮮で父親が稼いだ財産は全て没収されてしまい、日本に帰ってからの生活はがらりと変わってしまいました。

【中学・高校時代の思い出話】
日本に帰ってきてからは奈良に住むことになりました。日本と違い中国は空襲がなかったので、しっかり勉強はできていました。中学・高校と勉強しながら、家庭を助けるために色んなアルバイトをしてきました。
中学校2年生の時に警察から「家庭を助けながら学業も優秀だ」ということで表彰されたこともありました。表彰される前に警察が私のことを聞き込みしていたらしく、そのことが母親の耳に入り、悪いことをして調べられているのではないかとあらぬ疑いをかけられものでした。

【東京の大学を卒業し、大阪で就職するまでの経緯】
父親の知り合いで北京の弁護士会長をしていた先生の所へ住み込み、東京の大学に通いました。その時は弁護士や政治家になりたいと思っていました。
母親の体の都合で大阪に帰ってくることになり、その先生が大阪の就職先の紹介として労働争議の案件を持たせてくれて、大阪の弁護士の先生のところに会いにいきました。それが大阪で働くきっかけになりました。

【プレゼント】
今西さんが執筆された本・「魂に響く108の言葉」を抽選で10名の方にプレゼントさせて頂きます。

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<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
<メールの方> sae@mbs1179.com

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第269回 ワコールホールディングス 代表取締役社長 塚本能交さん(3) 2013年1月20日
ゲストは引き続き、株式会社ワコールホールディングスの代表取締役社長・塚本能交さんです。

【下着と体型】
ワコールが世界で販売している年間のブラジャーやショーツはそれぞれ約4000万枚の計8000万枚。
その源となるのは、ワコール人間科学研究所で蓄積されている女性の体型データです。最初は500人ほどからスタートし、現在約4万人以上を計測・分析し、製品開発に役立てています。
サイズが合わない下着をつけていると、体に影響が必ず出てきます。
そのためにもお店にいって自分のサイズを測ってもらうことが大切です。

【ワコールの社会・文化活動】
乳がん検査をする最新のデジタルマンモグラフィ室などを完備した乳がん検診車「AIO」(アイオ)を購入し、早期発見支援活動を行っています。同じく、乳がん検診の早期受診と治療を推進するピンクリボン活動にも積極的に参加、さらに病気や手術によるボディラインの再生支援リマンマ事業など独自の活動も展開しています。
また、公益法人・京都服飾文化研究財団への出資なども行っています。

【プレゼント】
ワコールの足首・ふくらはぎ用サポーター「CW-X POINT GUARD(ポイントガード)足首・ふくらはぎ用」を抽選で10名の方にプレゼントさせて頂きます。(サイズは女性M寸です。)

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<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
<メールの方> sae@mbs1179.com

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塚本社長、3週間に渡りありがとうございました。

第268回 ワコールホールディングス 代表取締役社長 塚本能交さん(2) 2013年1月13日
ゲストは先週に引き続き、株式会社ワコールホールディングスの代表取締役社長・塚本能交さんです。

【ワコールの海外戦略】
アメリカを始め、ヨーロッパ、アジアと数多くの国に進出しています。海外で工場を作る際は、日本と同じレベルに達するまでトレーニングを積ませるなど、ものづくりについて徹底的に品質にこだわっています。ただ、日本式のやり方を一方的に押し付けるのではなく、実際に仕事をしながら、効率の良さや生産性の良さについて、現地の人に身を持って感じてもらうことで、これまで培ってきた日本式の良いところを吸収してもらっています。今では日本以上に、日本式の習慣が身についている所もたくさんあります。

【京都文化の育成】
京都にはお互いに邪魔せず、伸び伸び商売できる雰囲気があり「京都という町で商売をやらせてもらったから今がある」と感じています。そのお返しということで、伝統的文化の支援などは積極的に行っています。遠方から取引先のお客様が京都に来た際には、京の花街の雰囲気を味わってもらうための機会も設けています。

【ワコールの多様な商品とネット通販】
女性の下着のほか、男性の肌着やスポーツインナーなど多種多様な商品を作っています。その中で、昔に比べインターネットによる販売の割合が増えています。広告の出し方もネットの方がテレビに比べ広告の値段が安く、さらに詳しい情報が提供できるというメリットがあります。また、これからはネットだけではない、販売のチャンネルを創出していかなくてはいけません。

【プレゼント】
ワコールのひざ用サポーター「CW-X POINT GUARD(ポイントガード)」(男女兼用)を抽選で10名の方に
プレゼントさせて頂きます。(サイズはM寸です。)

宛先は・・・
<ハガキの方> 〒530−8304 MBSラジオ「三枝輝行の商い勘所」
<メールの方> sae@mbs1179.com

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第267回 株式会社ワコールホールディングス 代表取締役社長 塚本能交さん 2013年1月6日
新年最初のゲストは、京都に本社を置く株式会社ワコールホールディングス 代表取締役社長・塚本能交さんをお迎えします。今回は京都の本社で収録させていただきました。塚本社長は2009年3月以来、2回目の登場です。

【社長就任25年を振り返って】
29歳・主任の時に10年後に社長を譲ると父の塚本幸一氏から突然言われました。失敗したら指名したその人の責任だと考え、ただ後で後悔することだけやめようとその時、常にベストを尽くす形で一生懸命頑張ってきました。その中で全国を回り、現場の販売員や専門店さんとのコミュニケーションは特に大切にしてきました。

【創業者の父・塚本幸一の人物像】
祖父が仙台から出てきて、京都で呉服店をしていました。幸一氏が戦争から帰ってきて、何か商売をしたいと考えていたときのこと。取引先の方から真珠のネックレスなどの様々な商品を紹介された中に、女性の洋装の下着がありました。服装が洋服に変わる中で、これまで着物を着ていた日本女性の体型に、洋服はなかなか似合いませんでした。体型を補正しつつ、自信をもって洋服を着て欲しいと考え販売をスタート。
ただ商品自体が知られていなかったので、全国に行商に行ったり、百貨店に売り込んだり、日本初の下着ショーを開催するなど、普及に努めました。

【プレゼント】
ワコールの人気商品、希少なプレミアムコットンを使用した冬の肌着『スゴ衣 天綿』‘極暖’を抽選で10名の方にプレゼントさせて頂きます。(サイズはM寸です。)

宛先は・・・
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