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タイトル 投稿者
2012.05.12「小池清さんを偲んで」  藤本永治さん
2012.05.05おとこ川柳
2012.04.28どなりな人々
2012.04.21虫食い兼題 「感情があると思うの●●●●●」
2012.04.14春満開・・・・・そしてボツ供養。
2012.04.07番組は5年目突入です。
2012.03.31ほらふき川柳
2012.03.24春色川柳
2012.03.17津田さんのお話の感想と「俄か雨」さんの川柳紹介
2012.03.10言葉のチカラ   津田公子さん
2012.03.03「おんな川柳」
2012.02.25「抱き上げた事もあったと妻を見る」   芝原茂さん
2012.02.18兼題「記念日」
2012.02.11「集い」報告。  (200回記念)
2012.02.04二つの記念日。
2012.01.28もうすぐ中之島、もうすぐ200回!!
2012.01.21寒い冬を乗り切ろう!  岡田邦夫先生
2012.01.14「一日一句」  徳留節さん
2012.01.07「吉」
2011.12.312011年締めくくり川柳
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「小池清さんを偲んで」  藤本永治さん 2012.05.12
 小池清さん。かつての長寿番組「アップダウンクイズ」の司会を20年間務めた、我が大先輩です。4月28日に亡くなられました。80歳でした。毎週「しあわせの五・七・五」を聴いてくださっているリスナーのお一人でもありました。
 お葬式でお別れの言葉を送ったのは、同期のアナウンサーであった藤本永治さんです。お二人の初めての出会いは、アナウンサー試験を受けたときのこと。入社が決まって、東京から汽車で一緒に大阪へ。同じ下宿で新人生活を送った仲です。そのときから60年。前半は職場での良きライバルとして、またこの7年間は、一ヶ月に二回の川柳の会を共にする仲間でした。
 今年2月、私がお会いしたとき、小池さんは「もうすぐ藤本さんたちと一緒に作った句集ができるんですよ。あなたにも送りますね。」とおっしゃいました。それが、私にとって小池さんの最後の言葉となりました。その後急激に体調を崩されたのだそうです。句集のできあがりを見届けるようにして、小池さんは旅立ちました。
 藤本さんは、句集から小池さんのいくつかの句を弔辞で紹介しました。
「記憶力競った友の名を忘れ」
「生命線切れてる婆さま百二歳」
 喪服で参列していた人たちは皆、思わずクスッと声を上げて笑いました。小池さんの人柄が滲み出ている川柳のおかげで、私たちは笑顔で小池さんを送ることができたのです。
 藤本さんは昨年、小池さんと共に傘寿を互いに祝って一献傾けました。そのときに「次は米寿だな。それまで元気でいような。」と約束したのだそうです。
 そのときの小池さんの作品「破れ傘されどめでたき傘寿かな」から、藤本さんが小池さんに送る作品は生まれました。
「破れ傘八十路の峠で風で飛び」
 お二人の60年があっての、一句です。

おとこ川柳 2012.05.05
今日5月5日は「男だけの川柳」を特集しました。普段はいえない男の本音を思い切って五七五にぶつけて頂きました。
「女房殿おれの喋る間ないのかい」
確かに言葉の数は、男と女では随分違うように思いますねえ。奥様のおしゃべりに上手に割り込んでいってくださいよ。
「たまにはな俺にも前を歩かせろ」
口調は命令形なんですけどね、ま、リードできるものならリードしてみなさいよ、と返されそう。
命令なんてとんでもない!とお願いスタイルの方もいらっしゃいます。
「怒る時一つにしてよお母ちゃん」
女性は、怒りが次から次へと繋がって出てくるんですよね。女は忘れませんから。
お願いどころか、ちょっと言ってみるだけ、というスタイルの方もいらっしゃいます。
「男には人に言えない秘密ある」
いやいや、そんなふうにかっこをつけることさえあきらめた人もいらして、
「なあなあなぁ気付いてへんの?僕のこと」
そこまで存在感を希薄にしてらっしゃるとは、ある意味、人生の達人ですぞ!
なんだか一番の友にしているのはお酒だ、という句も多く頂きました。
「わが人生お酒に泳ぐ鯉のぼり」
端午の節句にふさわしい?一句です。
他にも思い切って本音をぶつけてくださった皆さん、本当にありがとうございました。その結果、こうなりました。
「今日だけは男だらけのボツ酒場」

どなりな人々 2012.04.28
 近藤流健康川柳が番組として独立して5年目に突入。これを記念して、5人のリスナーの方々に「どなり」に挑戦して頂きました。(「どなり」というのは、番組タイトルやコーナータイトルを発声することを指す業界用語です。)
 まず、番組の顔ともいえる「それではまいりましょう、川柳で生き方再発見『しあわせの五・七・五』」とタイトルをどなってくださったのは、チャーブ・カホチチさん。先日56歳の誕生日を迎えたばかり。トップバッターの重責に負けず、リズム感あふれる「どなり」で、教養番組のような品格がありましたね。
 続いて「近藤流健康川柳道場」とヨーポン♪につなげてくださったのは、とららおばさん。ご本人は「水野さんの向こうを張ってもしょうがないから」と笑っていらっしゃいましたが、いやいや、やってくれましたよ。収録後はザ・シンフォニーホールで関西フィルのクラシックコンサートを楽しんだそうです。
やさしい雰囲気のあるコーナータイトルとなりました。
 近藤師範にとりわけ大ウケだったのは、川柳のあて先を紹介してくださった日根野昭治さんの「どなり」。日根野さんには一番長いパートを担当して頂きました。FAX番号やメールアドレスは皆さんに覚えてもらえるように伝えなければいけない難しさがあるのですが、日根野さんは一語一語丁寧にやってくださいました。
 神谷春菜ちゃんは8歳で、「どなり」に挑戦。近藤師範に何度も「可愛らしいなあ」を連発させるほどのパフォーマンスでした。相当緊張したそうですが、一緒にお越しくださったお母様によれば「将来アナウンサーになりたいそうなので、今回のことで自信がついたかも」とのこと。わあ、私の未来のライバルです!
 最後に「発表!今週の特選5句!」としめてくださったのは、三宅一歩さん。最近あまりいいことがなかったのですって。だから「どなり」に挑戦することで心機一転、厄除けをしたかったそうです。奥様は「普段はもっと良い声なのに」と、見事なフォローでした。
 私はきっと一日がかりの収録になるだろうと思っていたのに、実際はみなさんが一、二度でOK、見事な仕上がりで、本職の私としては複雑〜! 
でも、皆さんの声で作り上げてもらった今日の番組は、記念すべき放送となりました。ありがとうございました!

虫食い兼題 「感情があると思うの●●●●●」 2012.04.21
「感情があると思うの桜には」
今日はこの一句を「虫食い川柳」にさせてもらいました。
「感情があると思うの●●●●●」
最後の五文字を、自由にイメージして頂きました。
「感情があると思うのペン先に」
 誰かに手紙を書くとき、悔しい思いを日記にするとき、ペン先は感情にあふれますね。
「鏡にも」には、女の気持ちが込められています。自分の顔を、晴れやかに映す日もあれば寂しげに映す日も。「体重計」も日によってご機嫌が随分違うような気がしますよね。
 「我が車」や「機械にも」と下さいました。感情など抱いているはずがないモノですが、実は人間の感情をちゃんと受け止めてくれて、自らも何らかの感情を発信しているんじゃないか、そう感じる瞬間って、確かにあります。大切に声をかげながら使ってやると、応えてくれそう。 
 視覚障害のある方からは「白い杖」と頂きました。いつも歩みを共にしている仲間ですものね。
また、多くの方々が下さったのは「感情があると思うの空の雲」です。下界の私たちの様々な感情を、雲は吸い取り、運び去ってくれます。
 自然界では「お月様」「夕日には」「日暮れには」。また「地球にも」を挙げた方がおおぜいいらっしゃいました。この感覚は、昨年の地震や津波で強まったのではないでしょうか。怒り、乱れる姿もあれば、この上なく穏やかな深呼吸をしている時もある。地球への畏敬の念が「感情があると思うの地球にも」に表れています。
 聴覚を意識したものには「靴の音」「雨の音」の他に、こんなものもありましたよ。
「感情があると思うのオナラにも」
これは番組ではボツにさせて頂きましたが…。
「感情があると思うの没句にも」が多数寄せられていたこともお伝えしておきますね!

春満開・・・・・そしてボツ供養。 2012.04.14
 桜満開。
 今週はそんな季節ならではの川柳を多く頂きました。
「出不精も花満開に誘われて」
 あなたも花のもとへ出かけましたか?ただ単に愛でるだけじゃあ物足りない、という方も多いようで。
「冷やで良い花びら頬を撫でるから」
「ひらひらと夜桜先に杯を舐め」
 お酒が入ると、こんな気分になる人もいますねえ。
「酔ったけど桜が見てるキスはダメ」
あらあら…。
それぞれの人間模様を演出する力をもっているのも、この花ならでは。夫婦の関係を
「妻の後三歩離れて花回廊」
親子の関係を
「寝たきりの母へ出前の桜もち」と頂きました。
 私たちは、誰かと共に桜を眺めて、その瞬間の気持ちを刻み込んでいくようです。
「二人連れ最後の花見納骨に」
最大の魅力は、散るときを知っていることなのかもしれません。
「花いかだそっと夢のせ旅にでる」
今日は雨模様。そこで最後の一句は、このつぶやきをどうぞ。 
「花散らしボツ句とちょっと似てるよな」
そう、今週はボツ供養をさせていただきました。これでいったんリセット。新たなボツを目指して・・・じゃなかった、採用・特選などを目指して、健康川柳をひねってくださいね!お待ちしています。

番組は5年目突入です。 2012.04.07
 今日「しあわせの五・七・五」は五年目に突入しました。
 もともとは2007年春に「はやみみラジオ!水野晶子です」のコーナーとしてスタートしました「近藤流健康川柳」。翌年4月に、一つの番組として独立しました。
 一週ごとに皆さんがくださる健康川柳が積み重なり、気がついたらここまできていました。頂いた句はおそらく何十万という単位になっていると思います。
 いつも番組を一緒に作り上げてくださって、本当にありがとうございます!
 感謝を込めて今までにはないプレゼントを考えました。それは「どなり権」。
 番組のタイトルなどを、私が大きな声で叫ぶパートがありますが、これを放送業界では「どなり」と呼びます。そこで「タイトルどなり権利」を5周年にちなみ、5人の方にプレゼントさせて頂きます。
 4月21日(土)の午後に大阪茶屋町のMBSのスタジオで事前収録しますので、いらっしゃることのできる方に限らせて頂きます。ご了承くださいね。当選者にはこちらからお電話を差し上げますので、連絡がとれる電話番号を必ずお書き添えください。川柳のご応募とは別に、「どなり希望」と明記の上、いつものあて先までお送りください。
 あなたの肉声を、番組の一部として多くの方に届けていただく、という企画。全体がどんな雰囲気になるのでしょうね!ご応募をお待ちしています。
 また来週14日は、昨年10月以降に頂いた川柳の「ボツ供養」をいたします。すべてのボツ川柳をスタジオに持ち込み、事前のピックアップはなしに、私の手に触れたものからどんどんご紹介していきますよ〜。
さらに21日はスペシャルウィークです。すてきな品物をプレゼントしよう、とあれこれ探しているところです。こちらもお楽しみに!

ほらふき川柳 2012.03.31
 エイプリルフールを翌日に控え、今日は「川柳の中では好きなだけウソをついて頂いて結構ですよ!」とお声をかけたところ、続々と届けられた「ほらふき川柳」。
 まずは、番組に対して日頃の思いをぶつけた川柳が舞い込みました。
「見て見てよ私の川柳朝刊に」
確かにそんな朝を、いつかは迎えてみたいものですよねえ。さらにはこんな
一句もありました。
「今年こそ年間賞は俺のもの」
 そうです、その気持ちでいきましょう。
 空間を自分のものにするウソも登場しました。
「富士山は我が家の庭の一部なり」
私も故郷では「裏庭の池が琵琶湖やねん」とよく言ってましたっけ。また、見栄をはるのはお金についても。
「このズボン寝押ししたのよ札束で」
「金で済む事であるなら聞いてやる」
言ってみたいよねえ。
「日本国いくら要るねん貸したろか」
また女には、別の方面の見栄があります。
「ミスコンの王冠部屋を独占す」
そして、やはりはずせないのは、こちらの方面。
「ヨンさまが毎晩私を抱きにくる」
 ああ、よくぞここまで、思いっきりほらふき!
 「ほらふき川柳」を思い巡らした一週間が楽しかったというお声を多く頂きました。毎日生真面目に生きているけれど、たまにはこんなふうに、いいかげんな自分を許すっていう時間があると、なんだか気持ちが楽になりますね。

春色川柳 2012.03.24
 一週ごとに春らしい川柳を頂くことが増えてきました。そこで今日は「春色川柳」をみなさんにお願いしました。 
すでに届いていた川柳、放送中に届いた川柳を軽快な春の曲をバックにご紹介いたしました。
 まずは食からスタートです。
「春の朝 五感よろこぶ 旬の味」
最初に私の頭に浮かんだのは、たけのこご飯。あさりと菜の花のスパゲティもおいしそうでしょ。アスパラガスをさっと茹でたときの、鮮やかな緑。新たまねぎと新じゃがのお味噌汁も大好き。これ、言い出したら止まりません…。
「5じかん目せんせいのこえこもりうた」
と、くれたのは7歳の女の子。お昼ごはんのあとは、気持ちいいよねえ。
また、春色とくれば、やはり桜をキーワードにした川柳が生まれます。
「桜色 花より先に お菓子買う」
「和菓子屋に 華やか満開 さくら餅」
私の便箋も、桜のイラスト入りのものに変えましたよ。
「母親の クシャミ3回 春を呼ぶ」
多くの人にとっては、花粉との闘いの季節でもあります。ほんま、つらいよね。
でも一方で、大きな魅力は
「気のせいか 草木がなぜか 弾んでる」
そんな大自然のリズムの変化でしょうね。特に北へ旅すると、木々の緑の濃さに圧倒されます。
今日は石巻からも一句頂きました。
「うぐいすの 踏ん張れ鳴けや 被災地に」

津田さんのお話の感想と「俄か雨」さんの川柳紹介 2012.03.17
先週お話を伺った宮城県の津田公子さん。東松島市のご自宅を津波で失い、その後の避難生活でも川柳を手帳に書き続けた津田さんに、一年過ぎた今のお気持ちを聞かせてもらいました。そうしたところ、津田さんの言葉へのご感想を多くの方から頂きました。ありがとうございます。
「今はまだ変化球は投げられない、直球だけです」という津田さんに「川柳をつくるのに、ヘンな小細工はいらないんだ、と教えられた」という声。また「日々の思いを川柳として吐き出すことで、また立ち上がれるようになります」とおっしゃったことへの共感も頂戴しました。
感想を川柳にもしてくださいました。
「被災地で生き抜く人に涙する」

また、もうお一人、被災地から投稿を続けてくださっているのは福島の「俄か雨」さん。
お住まいの郡山に先週取材に行った私は、俄か雨さんにお会いできれば、と望んでいたのですが、残念ながら今回はかないませんでした。でも「ここが、俄か雨さんの暮らす街なんだ」と思いながら歩いていると、駅前のにぎわいも、歩道のわきの樹木も、バスを待つ間に降り出した雪も、すべてが近しい存在に感じられるから不思議です。
 俄か雨さんは、毎週一句送ってくださいます。それは311以前も以降も変わりありません。3月にくださった句です。
「はや一年愁いの空になごり雪」
「廃炉まで生きているやら震災忌」
そして、彼岸の入りの今日くださったのが、この作品です。
「諦観も癒す想いの春彼岸」

言葉のチカラ   津田公子さん 2012.03.10
 宮城県にお住まいの津田公子さん。震災発生以降、番組とおつきあい頂いています。
東松島市で被災、ご自宅は津波によって消し去られました。住まいのあった場所は制限区域となったため、再び家を建てることは許されません。
津波から逃げるとき、咄嗟に手にしたバッグに入っていた、青い手帳。そこに、恐怖や不安の中でのご自分の思いを川柳にして、刻み続けた避難生活でした。
 川柳に支えられた一年。自分がよれよれになっていても、その時その時の気持ちを川柳にして吐き出すと、自分を見つめ直すことができるのだそうです。そうして、またもう一度立ち上がれる、と津田さんは感じるそうです。
「言葉のちから」です。
 ただ一方で、リスナーの方々からはこんな声を頂戴しました。震災以来、言葉が軽くなってきたのではないだろうか。「絆」や「がんばろう」など東北に贈る言葉は多々あるけれど、発することが自分自身虚しく感じられる、と。
 私にも、同じ感覚があります。言葉を伝えることを生業としている立場ながら、被災地から遠くに暮らす自分の言葉に、一体どれほどの意味があるのだろうか、と思うことはよくあります。今朝はそんな気持ちを、津田さんに正直に伝えました。
 津田さんのお答えは、こうでした。
「あまりに事が大きすぎるから、被災していない皆さんは、そうお感じなのでしょう。でも、もがき苦しんでいる者にとっては、そうした言葉は本当にあたたかいですよ。」
もし言葉がなければ、無視されたと感じるはず。たった一言だけでも声をかけられることに大きな意味がある、とおっしゃるのです。
 なんだか津田さんの言葉に、私は少し許された思いがしました。結局、津田さんから、私のほうが、言葉のちからを頂いたことに気づきました。
 最後に、津田さんの今の気持ちを。今はまだ変化球は投げられません、直球だけです、と言いながら、この句をくださいました。
 「どしゃぶりの一年でした生きました」

「おんな川柳」 2012.03.03
 3月3日おひなまつりに企画しました「おんな川柳」はいかがでしたか?
 男性にはとても言えない本音を吐露する、女性だけの秘密の空間です。
「パパ会社ママはランチに女子会に」
女子会という言葉のおかげで、女たちは出かけやすくなったのでは?
「サウナ室女子会になりフラフラに」
男性はサウナでも黙っているのですってね。女性は知らない人ともしゃべるしゃべる・・・
 でも、言い訳させてください。
「一人では上品なのよおばさんも」
それに、おばさんって本当は純粋で、恥ずかしがりやなんです。
「知らんでしょ好きやと言って欲しいのを」
「美味しいよその一言がうれしいの」
毎日作る料理について、何にも言わない男性に憤りを抱いている女性が、どれほど多いことでしょう! 男性の言語コミユニケーションの不足に対する怒りは、尽きません。
「日に何度おいと呼んだら気が済むの」
「長男の嫁にはなりたくなかったの」
鬱憤を晴らすには、やはり、これ!
「出張でいない合間の上鰻丼」
それに、女には強い味方があるのです。
「女ってうその涙も流せるよ」
涙以上に強力なのは、このテかもしれません。
「秘め事はずっ〜っとしまってもっていく」
いや、最強なのは「女の勘」ってものでしょうか?
「手土産に“やましいことがありますのん?”」

「抱き上げた事もあったと妻を見る」   芝原茂さん 2012.02.25
 中之島で行われた「初春・近藤流健康川柳の集い」で、見事グランプリの健康川柳大賞に輝いたのは、この一句でした。
「抱き上げた事もあったと妻を見る」
 近藤師範によれば、過去の出来事をいちいち述べているわけではなく、現在の一瞬を切り取っているだけなのに、過去や、現在に至る道のりまで、長い年月の流れが十七文字から浮き上がる作品だ、とのこと。
今朝は、この一句で健康川柳大賞を受賞された芝原茂さん(70)にお電話させて頂きました。
まずは、「おめでとうございます」から。でも芝原さんは、800人近いお客さまの前で、近藤師範から自分の名前が呼ばれたとき、あまりに驚き「なんだか他人事のような」気分だったとか。年間3万以上もの句の中から選ばれるのですから、よほど緊張なさったことでしょう。
とはいいながら、句の背景については「新婚当時の40年前は妻も華奢だったもので・・・」としっかり笑いを提供してくださいました。ただし、これについて奥様に伺うと、「私の体重は昔とあまり変わっていないんですよ。どちらかというと主人の力が弱ってきたんじゃないかと・・・」とやんわり逆襲!
茂さんは60歳で定年して半年後に大病をなさいました。体重は10キロほど落ちて、看病する奥様も「これから大丈夫だろうか」と不安をつのらせていた時期があったそうです。その後徐々に回復して元気になられましたが、今も後遺症で平衡感覚がうまく取れない、とおっしゃる茂さん。「妻を見る」の裏側では、かつて何か嬉しいことがあるたびに奥様を抱き上げていた、30代の茂さん自身をも見ていらっしゃるのかもしれません。
それもこれもすべて分かり合えているお二人の40年があったればこそ、の五七五。抱き上げる動作の代わりに、今は川柳が茂さんから奥様への最大のプレゼントとなりました。





【番組からのお知らせ】写真は新しい採用記念品のリポート用紙です。

兼題「記念日」 2012.02.18
 放送201回目の今日は、「記念日」をお題に川柳を頂戴しました。記念日といっても様々な種類がありますが、やはり多かったテーマは、男と女の記念日をめぐる深い溝でした。
「忘れてはならない妻のバースデー」
本当に、男のひとって、どうして大切な記念日にかぎって忘れるかな〜。
「誕生日忘れほんまに高くつき」
 当然です! 
「記念日をおぼえているのわたしだけ」
 なぜだか女は覚えているのですよ。
「とけるほど恋したあの日今いずこ」
ほんまにね、そんなときもあったねえ。
でも、記念日を忘れられるような日常は、ある意味しあわせなことかもしれません。
「突然の病が作る絆の日」
日常の暮らしが寸断される出来事は突然襲ってきますよね。
「あと三月金婚式を迎えずに」
記念日を一緒に迎えられる人がいるというしあわせの大きさに気づきます。
「今独り記念の場所で想う人」
どうやら「記念日」というのは、誰かを想う心を呼び起こす言葉のようです。
今日も本当にたくさんの作品をお寄せいただき、ありがとうございます。次は300回を目指して歩きます。いつも投稿してくださる皆さんのおかげです。
「記念日を酒場で祝うボツ仲間」

「集い」報告。  (200回記念) 2012.02.11
 2月5日(日)の「初春・近藤流健康川柳の集い」にお越しくださった皆さま、本当にありがとうございました!
 中之島の中央公会堂の前に、早い時間から並んでくださった方もおおぜいいらっしゃって、恐縮しています。会場の方々にマイクをお渡しして、できるだけ多くの方にお話いただく時間を持ちましたが、それぞれ面白いコメントで、お見事でした。
 昨年の月間川柳大賞の方々が勢ぞろい。賞を受け取っていただきました。そして、いよいよ年間大賞の発表へ!
 近藤師範が選んだのは
芝原茂さんの「抱き上げた事もあったと妻を見る」
また、毎日新聞編集局長賞は、
徳留節さんの「我ながらよくつきあってきた自分」
MBSラジオ局長賞は、
くりママさんの「ふるさとへ電話一本子にもどる」が選ばれました。
 会場の皆さんに選んで頂いた会場賞は、
然心爛漫さんの「改めていつもの今日の有難さ」でした。
被災地からおいで下さった雫石隆子さんと津田公子さんのお話に、「川柳の力」を改めて感じる集いとなりました。集いの後、私たちスタッフにお礼状も多く頂きましたが、私たちこそ皆さんに感謝しています。
 こんなつながりに支えられ、今日「しあわせの五・七・五」は放送200回目を迎えました。本当にありがとうございます!
 また300回を目指して、毎週楽しんでいただける番組をお届けします。とにかく皆さんの川柳が頼りですからね!これからもどうぞよろしくお願いします。

二つの記念日。 2012.02.04
 「しあわせの五・七・五」は二つの記念日を迎えようとしています。
 まず1月に迎えたのは、鰻谷川柳通りの一周年!
大阪ミナミの鰻谷北通りに並ぶ街路灯のポールたち。45基のそれぞれに、リスナーの皆さんの一句が掲げられています。川柳は定期的に新しい作品に替えられていますが、今回は2月2日に、川柳の“着替え”が行われました。そう、寒波のピークで、大阪市内も吹雪に見舞われた、あの日に作業が行われました。厳しい寒さの中で、鰻谷の街の風景の一部としていのちを得た川柳の数々。どんなたたずまいになっているのか、私も楽しみにぶらぶらと鰻谷を歩いてみようと思っています。
あたりにはおいしいお店や、お洒落なショウウインドウもありますから、これから春に向かって浮き立つ気分で散歩してみてくださいね。
そして、もう一つの記念日は、来週迎える、放送200回です。もう川柳にしてくださっている方もいらっしゃいます。
「一句一句喜怒哀楽の二百回」
「川柳に育ててもらい200回」というのは、私自身の思いでもあります。
また、ボツもそれだけの回数重ねてきたわけで・・・
「二○○回私はボツの記念日だ」ごめんなさいね・・・
確かに言えるのは「番組を支えているのはボツ川柳」です。本当に毎回ありがとうございます!来週は200回記念グッズのプレゼントも用意しています。

もうすぐ中之島、もうすぐ200回!! 2012.01.28
 みなさんにお知らせするのは再来週にしようと思っておりました。ところがバレちゃいました!早くも「しあわせの五・七・五」の真実に気づいてくださったのは、ラジオネームひのえうまさん。
 そうです、2月11日(土)に「しあわせの五・七・五」は、記念すべき200回目を迎えることになりました!ひのえうまさんはどうやって回数を数えてくださったのでしょうか。ご苦労様でした!
 また、来週2月5日(日)は「初春!近藤流健康川柳の集い」で皆さんとお会いする日。200回記念とあいまって、番組としてひとつの節目を迎えます。そこで今朝はプロデューサーから感謝のご挨拶をお届けしました。
「これまで一回でも、みなさんからの川柳が途切れてしまえば番組は成り立ちませんでした。」
 これは私たちスタッフ皆の思いです。本当にいつもありがとうございます!2月11日には200回記念グッズのプレゼントも考えていますので、楽しみになさっていてください。
 来週に向けて、中之島川柳も頂戴しました。
「もうすぐや笑い会えますライバルに」
「生き抜いて今年も来たで公会堂」
 寒い日が続きますが、どうかお元気に中之島においでくださいね。

寒い冬を乗り切ろう!  岡田邦夫先生 2012.01.21
 大寒の朝。冷え込んでいて当たり前なのですね。さらに小雨降る茶屋町のスタジオに来てくださったのは、大阪ガス・健康開発センター統括産業医の岡田邦夫先生です。
 60歳になった岡田さんは、この5年で体重を5kg減らすと計画して、その計画通り、1年に1kgずつ減量したそうです。その秘訣は、「動いたら食べる、動かなかったら食べない」。耳が痛いですわ〜!
岡田さんは2月5日(日)の「初春・近藤流健康川柳の集い」にも出演してくださいます。会場にお集まりくださる皆さんの健康川柳をご紹介しながら、その句にまつわる健康情報をお届けする予定です。
その舞台を楽しんで頂くには、流行しているインフルエンザにもかからないよう、一番冷え込む季節を元気に過ごしていただなくては!
岡田さんは言います。まず、休養。眠ってください。睡眠中は成長ホルモンが分泌されて、免疫力を高めてくれるそうです。「寝だめ」はできないので、毎日しっかり眠るのが何より大切なのです。
そして食べもの。偏食なくいただきましょう。それに、手洗いとうがい。基本的なことと馬鹿にしてはいけません。感染症の専門機関で働いていたことのある岡田さんも、何より手洗いとうがいで、感染症を防いで、日々の仕事を続けていたのです。
5日の集いでは、会場から頂く健康川柳の中から、岡田さんに医療者の立場から、これぞ健康川柳!と思える一句を選んで頂く予定です。中之島で、元気なお顔を見せてくださいね!

「一日一句」  徳留節さん 2012.01.14
 昨年1月の「初春の集い」以来、一日一句を実践してくださっている何人かの方々。本当に頭が下がりますが、そのうちのお一人、徳留節さんに電話でご出演頂きました。
 「一日一句」最初の句は、昨年1月29日に送られてきたものです。
「耳鳴りに聞き入っている日なたぼこ」
 辛い不調とどう同居していくか、その知恵を伝えてくれるような一句です。
それからというもの、毎日必ず番組に川柳を送ってきてくださる日々が続きました。ただ、3月11日以降は、底に流れる感情が大きく変わったことを川柳が示しているようです。
「妻の目の動きで動く僕の意志」(3月9日)
「幸せも生きてればこそグチを閉じ」(3月30日)
神戸にお住まいの徳留さんの心情は、4月にはさらに変化します。
「手を合わせ募金で詫びる震災地」
「花ふぶき北の空まで飛んでいけ」
 多いときには一日に30や40もの句が生まれてくるそうですが、勿論うまくいかないで、苦しむ日もあります。
「落ち込んだ自分へメール打っておく」
一年間続けてきて、徳留さんが今感じているのは、人は一人で生きているのではないのだなあ、ということ。川柳を作る日々は、人と自分の関係に気づくことの連続だったそうです。
 徳留さんの一句は2月5日の「初春・近藤流健康川柳の集い」で年間大賞にノミネートされています。中之島でお会いしましょうね。

「吉」 2012.01.07
 あなたのおみくじは、いかがでした?
福井さんは、3年連続で「大凶」を引いた男。今年も期待しておりました。が、結果は「吉」。なんともインパクトが薄いですよねえ…。
と、福井さんは「吉」を引いて、私に怒られる始末。(笑!)
今年は誰もがしあわせを感じられる年になりますように。
そして、まずは「2012年初春・近藤流健康川柳の集い」でご一緒ください!
2月5日(日)13時開演(16時ごろ終了予定)
中ノ島の「大阪市中央公会堂」です。
健康川柳をもとにした健康情報を、岡田邦夫先生(大阪ガス・健康管理センター)がお話しくださいます。また東日本大震災で被災された川柳人お二人もお招きします。リスナーのみなさんが川柳のやりとりをしてくださったお二人と、実際にお会い頂ける機会です。私が朗読もさせて頂きます。
そしてなんといっても「2011年の川柳大賞」の発表は、毎年感激する瞬間です。
どなたでも無料でご参加いただけますが、事前の申し込みをお願いします。番組のいつもの宛先に「初春の集い係」として、お申し込みください。
お名前(ラジオネームがおありなら、どうぞ)、おところ、お電話番号、また参加人数もお書きください。一度のご応募で5人の方までOKです。同伴者のお名前をお願いします。締め切りは1月21日(土)到着分までです。
また、できれば「新年に思う健康川柳」もお書き添えくださいね。無理なら、結構ですよ。一句ができないから参加をあきらめる、なんてお思いにならないで、まずはいらっしゃって、笑って楽しんでください。お待ちしています!

2011年締めくくり川柳 2011.12.31
2011年は、皆さんの健康川柳のおかげで、元日から大晦日まで生放送を通して、豊かな時間を共有させていただきました。本当にありがとうございます!
 今回頂いた「締めくくり川柳」には、何が本当の幸せなのか、はっとさせられるものがありました。
「有り難う可も不可もなく大晦日」
「まあええか可もないけれど不可もなく」
高い得点を自分に課すよりも、自分自身にある程度の及第点を与えて「まあええか」と認める、それも生きる知恵ですよね。
「頑張った自分に褒美美辞麗句」
そうそう、一年のご褒美を自分にこそ与えなくては!
「なんにもないほんとはいっぱいあふれてる」
 視点を変えれば、見えてくるものがあるようです。
「一年の句の連なりは私小説」
 一日一句を続けてくださった方々、本当にすごい!川柳で刻む私小説の誕生ですね。
 「それなりに一生懸命だったねえ」
この句を呟いてみると、なんだかほっとしますよ。
こんなふうに心が元気になる健康川柳をたくさんお寄せ頂いたこと、そして作品を通して人と人がつながるちからを感じさせて頂いたこと、感謝しています。
新しい年は、また福井さんのおみくじ報告から始めたいと思っています。2012年もどうぞよろしくお願いします!新年は1月7日から、いつものようにスタートです。

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